49歳、英語、やり直し

文法知識、語彙力強化を怠って適当にやり過ごしてきた英語との付き合い。今更感はありますが手持ちの本と無料の教材を使ってやり直す学習の記録。日本語のカタカナと英文の大文字羅列が苦手。

aが醸し出す空間が凄い、冠詞は偉大だ。句動詞とは。talk out ofの使い方。talk intoとの関係は?Itの使い方も要確認。

in a new house. 冠詞は本当に難しいけど、冠詞が醸し出す空間を感じられる瞬間が好き。もっと知りたい。

talk out ofの使い方。talk out ofとtalk intoの関係は?

wouldの使い方、助動詞の感覚を一度どこかで読み込まなくては。

It's too much work to take care of.に多くを学ぶ。

 

Conversations About Talking Out of*1

20. Let's Sell Our House

Carl: Let's sell the house. *2

Wendy: Why? I love this house. 

Carl: It's too much work to take care of. *3

Wendy: We raised four kids in this house. *4

Carl: They're all grown up now. 

Wendy: There would be no memories in a new house. *5*6

Carl: We would make new memories. *7

Wendy: I really don't want to move, Carl. 

Carl: Ok. I understand. You talked me out of it.*8

会話を動画で練習したい方はこちら。

利用中のアプリ、役になりきって練習ができるEnglish Speaking Practiceの詳細はこちら。発音チェックはしてくれないけど自分の声を録音できて疲れないからおすすめ。

一人で英会話の練習ができるアプリ、English Speaking PracticeとTalkEnlgishのサイトの紹介 - 49歳、英語、やり直し

動画トピックスのリスト、動画内容の説明、他の例文などはリスト内リンクから確認できます。

English Conversation Videos with English Lessons

 

Carlのセリフ "It's too much work to take care of." には学ぶものが沢山あった。まず文を見た瞬間、"take care of"で文が終わるのか……と身構える。"take care of"は句動詞、この塊で動詞となりtoの後についている、という形だからtake care ofで終わっていても大丈夫、という理解でいいのかな。

ところでこの「句動詞」という日本語。今回、英語やり直しを始めて、初めて出会った「句動詞」や「連語」という言い方。きっと義務教育中の授業でやったけどボーとして聞いてなかったのかなと、思っていたけど、その件についてYumi先生が動画の中で触れていらっしゃいました。

Yumi's English Boot Camp(2020年7月26日):英会話は句動詞が決めて!第1回はrun into (01:20〜)

こちらの動画内( 01:20〜)から「私が中学生の時には句動詞とは言わずに熟語とか言っていたと思います。」と仰っていました。ああ、なるほど、Yumi先生の中学時代に句動詞と呼ばれていなかったのなら、私の時代では「熟語」という言い方しかなかったのかもしれない。

そして動画内(02:30〜)でこうも仰っています。

「句動詞、熟語とか連語とか呼び方は何でも良いんですけど『動詞と前置詞の組み合わせ』というのは1つの意味を持つ、なのでとても重要です。」

このサラッと仰ったこの言葉にどれほど救われたか。英語のやり直しを始めたは良いけど、句動詞、連語、熟語、イディオム、群動詞などなどその辺りの定義がよくわからなくて日本語で躓く事の方が多くてモヤモヤしていたけれど、少しそのモヤも晴れた気がする。

 

同じYumi先生の動画でこちらも興味深く拝見しました。

Yumi's English Boot Camp(2020年7月6日):

 【悲報】“会話は中学英語でOK“というのはウラがあります

 こちらの動画、日常英会話における句動詞の重要性を説明している動画なのですが、この中で(07:00〜)「難しい論文とか、ビジネスレポートとかそういうものを読めるようになりたいという人にはそんなに必要ないかもしれません」と仰っています。これね、本当にまさに仰るとおりだと思いました。

日常的に英語に触れる機会が少ないと分かりづらい部分かもしれませんが、このことは私が昨日アップした記事の中頃「CNNやTEDを見るよりBloombergを見るのがいいと思う」の段で最後に触れた部分に通じると思う。

eigo-4989.hatenablog.com

ビジネスレポートに使う英語と日常英語というのは本当に全く異なっていてビジネス英語というのは座学で習得し使い回す事ができる部分が多いけど、日常英会話や生活用語というのは、ある程度どっぷりその世界に浸かって熟語そのものの意味や単語が持つ空気感というのを感じ取れていないとなかなか難しいと思う。

話が横道に逸れ過ぎたのでEnglish Speaking Practiceの今日の暗唱に戻ろう。

It's too much work to take care of. という文の途中だった。

ここで"It's"か……自分が話者だったらここで "It's" は出てこなくて"There is"とか"There are"とか口にしそう。Itの使い方が理解できていないのだと思う。ここでのItはどういう働きをしているのかすらわからない。家のことなのか、形式上の何とかのItか、それとも強調の何とかというものか。はぁ〜、またため息。

ここで思った。そう言えば英作文をしていない。文を作るのは毎日続けているduolingoの数分だけ。毎日暗唱することはあっても他の誰かが書いた文だ。もうそろそろ英作文を始めた方が良いのかな、いや、時期尚早か。

 

raiseも要注意単語の1つなのよね、確か。なんで要注意だったのか肝心なその部分を忘れてしまった。ところでこのraise、子どもたちを育てる以外にも動物、猫ちゃんたちにも使える単語なのかしら?と思って検索してみると、どうやら動物にも使えるよう。

7 Things to Know When Raising a Kitten

 

Wendyのセリフ:There would be no memories in a new house. 

昨年から持ち越しになっていた助動詞がここにも。これからドンドン登場機会が増えてくるのだろうな。時間を作って助動詞を読み込む必要がありそう。そうでないとまた基礎なし英語のふりだしに戻ってしまう。

in a new houseのa、このaが凄い。in my pajyamasのmyみたい。

in my pajamasとin pajamas、所有格が表す空気感、パワーが凄い。「文法的に合っていれば”正解”は誤解」という話が興味深かった - 49歳、英語、やり直し

 in a new house の"a"1つで、Wendyにとって新しい家は思い出が沢山つまった今の家とは全く異なる、その辺にあるどうでもいい家の1つという立体的なストーリーにしてしまうのだもの、冠詞の威力もまた凄い。あ、いつもの事ですが、ここでも"a"に私がそう感じるだけであって実際にそんな意味が含まれるのかどうかは私にはわかりません。

 

Carlのセリフ:"We would make new memories." ここでもwouldだ。推量のwould、控えめさを表すwould、肯定文で固執や執着、否定文で強い拒絶。あれ?否定文で強い拒絶……ということは先日のI really wish you would not get one. は強い拒絶のwouldだったのか。(条件があえば)〜ということになる、という意味もある。

wouldの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB

普段あれだけwouldを使っていたのに、これほど適当に使っていたとは、まぁそこそこ自分でも呆れる。

 

最後のCarlのセリフ:You talked me out of it. 

同じ「Conversations About Talking Out of」のカテゴリーで先日のバイクのお話の時には「talking out of」はどちらかというと負のイメージなのかしら?と思ったけど

would, woodの発音、take out ofが意味するものは。wouldや他の助動詞の理解は来年に持ち越し - 49歳、英語、やり直し

今回の"Let's sell our house."を聞いてみると、もの凄く負のイメージかと言ったらそうでもなさそうかしら。「わかったよ、やめておくよ」くらいのノリでも使えるのかな。

 

ところで今、今回のトピックをEnglish Speaking Practiceのサイト(TalkEnglish)で確認してみると、to talk out of somethingの説明がある。

to talk out of something : to persuade a person not to do something

あれ?これに似た文、最近出会ったよね、talk intoか。

talk into :  (phrasal verb) to persuade somebody/yourself to do/not to do something. 

ああ、なるほど、talk intoとtalk out ofは親戚同士なわけか。

と、なると、先日のバイクの話が何だか理解がギクシャクしている気がして振り返ってみると、やはり! talk out of とtake out ofを間違えていた。どうも理解がこんがらがる筈だ。ということで、先日のページは追記で訂正箇所を入れました。

would, woodの発音、take out ofが意味するものは。wouldや他の助動詞の理解は来年に持ち越し - 49歳、英語、やり直し

 

使用中のアプリ、English Spaking Practiceのダウンロードはこちらから可能です。

English Speaking Practice - Google Play のアプリ

*1:前回から持ち越しになっていたtalking out of

*2:こういうトーンで提案する内容でもないだろに

*3: 学ぶものが多い文

*4:raiseは要注意単語だったけど、何だっけ

*5:aが醸し出す空気感が凄い

*6:wouldよね

*7:wouldよね

*8:to talk someone out of something: to persuade a person not to do something