49歳、英語、やり直し

文法知識、語彙力強化を怠って適当にやり過ごしてきた英語との付き合い。今更感はありますが手持ちの本と無料の教材を使ってやり直す学習の記録。日本語のカタカナと英文の大文字羅列が苦手。

NHKラジオ英語講座、入門ビジネス英語を全力でおすすめしたい。

NHKラジオ講座、入門ビジネス英語を全力でおすすめしたい。社会人になってから英語をやり直そうと思った人や単語を覚えられなくて困っている人は特にこのやり方が良いと思う。

 

NHKラジオ講座

英語を学ぼうと思った人ならば、使ったことがなかったとしてもその存在くらいはご存知だと思います。そして、このページに辿り着いた方は「何度も壁にぶつかったけどやっぱり英語をやり直したい」と心の中のどこかで思っている方かもしれません。

英語とはつかつ離れず接してきたけど、語彙力不足、英文法の基礎不足、時制も冠詞もあやふやで普段は適当にごまかしているけど、いつかどこかで壁に当たると分かってる。やり直すべきだとは分かっているけど、何度挑戦しても続かない。そもそも自分はどこから解っていないのかもわからないし、どこからどう手をつけていいかもわからない。巷では鉄板と言われるDuo3.0も瞬間英作文もやってはみたけど、全然頭に入らないし、身についている実感は全くない。

そう感じている人は、NHKラジオ講座の「入門ビジネス英語」をやってみてほしい。残念ながら数年前から海外からは視聴できなくなってしまったのですが、日本国内の方であればここから聞けると思います。

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる

(香港からはリンク先の確認が出来ずうまくリンクできているかわからないので、リンク先が「入門ビジネス英語」になっていなかったら「入門ビジネス英語」を探してみて下さいね。)

 

テキスト購入なしで「入門ビジネス英語」ストリーミングを使って勉強する方法

聴いて書いて、聴いて書いて、とにかく聴いて書いてのディクテーション

初めは穴だらけ。聴いている時は自分は聴けた、理解できたと思うかもしれないけれど、実際書いてみると全く書けない自分に驚くし、呆れ果てると思う。情けなく感じる人もあるかもしれない。使われている単語は、社会人になってからも毎日ではないもののつかつ離れず英語と接してきた人ならば「あれ?これどんな意味だっけ?」と時々出会うくらいなので、単語そのものにストレスを感じることはあまりないと思う。けれど冠詞とか時制とか助動詞とか、本当に聞き取れない、書けない。聞き取れた箇所をヒントにそれらしい文を書こうとしても、文を組み立てることすら出来ない自分に気づけると思う。

トピックスをいくつか繰り返している内に、自分自身はどの辺りが苦手なのか、何となく見えてくる。

 

「ゴガクル」でフレーズ、例文チェック。簡易テストもやるべし

どうしても書けなかった箇所は「ゴガクル」のフレーズ、例文ページを参考にしながら文をチェック。全ての文が網羅されているわけではないけれど、ポイントとなる文はたいていピックアップされているので、テキストなし層にとっては重宝。

"入門ビジネス英語(2018)"のフレーズ・例文・表現|語学学習コミュニティ ゴガクル英語

表記を英語だけにしたり、英語+日本語に設定したり出来るので使いやすいように色々試してみて下さい。簡単なテストも出来るようになっています。

 

音読と暗唱。一人でブツブツ、役になりきって暗唱、暗唱。必ず声を出してみる

全てを書き終えたら、メモなしで空で言えるようになるまで暗唱を繰り返す。ただこの暗唱の部分だけは、少し気をつける必要があると思う。というのもテキストがないと正しい文章が自分で書けたかどうかわからない。その部分がね、やはり不安要素になってくる。自分が聴き取ったと思った文が正しい文章かどうか自分で判断できるなら私のように何度も壁にぶつかってはいないだろうし、とっくに「やり直し作業」も終わっていると思うのよね。だからテキストがない人は先程2でチェックした「ゴガクル」のフレーズ、例文、テストでピックアップされている確かな文だけを暗唱するってのもありだと思います。

暗唱を繰り返すってサラッと書きましたが、初めの数ヶ月はここまで出来ないと思う。聴いてディクテーションするのが精一杯で暗唱までとてもじゃないけど、出来ません。それでも、どうにか書き取ろうと何度も何度も聴いている内に、覚えやすいフレーズ、印象深い文に会えるので、初めはトピックの中から1フレーズでも2文でも、少しづつでも一人でブツブツとにかく口に出してみる。思いの外、頬の筋肉が動かなくてここでも驚愕すること間違いないので、頭の中だけで暗唱するのではなく、口に出してみることが本当に必要。これは普段、私が記事にしているEnglish Speaking Practiceの会話練習でもそうだけど「文を見ないで口に出す」ことが大切。ビックリするほど躓くから。スムーズに出てこないから、メモがないと。覚えていた気になっていた簡単な箇所が言えなかったり、冠詞や助動詞があやふやだってことに、口に出すことで初めて気付ける部分が多くある。

 

英文法の基礎をサボってきたから伸び悩みしている、伸び悩みどころか崩れ始めた。語彙力強化を図りたいけどいかんせん覚えられない。瞬間英作文も出来ないことないけどどうも身についている実感がない。そんな風に感じている人がいたら、一度、NHKラジオ講座を使って今日紹介したシンプルな方法で半年ほど続けてみて欲しい。まぁ、そういう自分は1年ほどで止まってしまったのですが、でも、視聴できる環境にいるのなら騙されたと思って今日、今、ここからやってみて下さい。

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる

 

何故、「入門ビジネス英語」がいいと思うのか

登場人物のセリフや内容、今日からそのままビジネスの現場で使える

もうこれはそのままの意味なのですが、登場人物のセリフをそのままビジネスの現場で使うことが出来るし、話の舞台のシーンが海外ビジネスシーンそのものと重なるので海外のビジネス現場の様子を鮮明にイメージ出来る。主人公が取引会社相手にプレゼンしたり、駐在で初めてシンガポールに行ったり、展示会でデモンストレーションしたりという設定なので、各国でのビジネスの進め方の参考にもなるし、海外ビジネスが初めての方のビジネス書としてもとても役立つものだと思う。

 

内容に対する安心感が素晴らしい

何故なのかしら?NHKというブランドの為せるワザ?NHKという団体には言いたいことが山のようにないわけではない私だけれど、悔しいかな、安心感が半端ない。もともと大雑把な性格ではあるのだけれど、変なところで小さな事が気になり、一度気になったらとことん気になる。世の中に英語の教材は沢山あれど一箇所でも誤植にぶつかると「これ、他にも誤植が山盛りあるんじゃないかしら?」からの「文法だって適当なこと言ってるんじゃないでしょうね」と思わぬ方向に疑いの目を持ってしまう悪い癖があのですが、この講座に関してはわけの分からぬ安心感がある。(自分のブログは誤字脱字誤植だらけってことは他所においちゃうのですよね)

 

会話でのストーリーが展開されていて覚えられなかった単語も覚えやすい

これはね、また、ゆっくりと時間をとって別記事をいつか書かなくてはと思っている部分。いかんせん単語を覚えることが出来ない、単発の英作文をいくつ作っても身についている実感がない。そんな私だけれどトピックスが会話形式になっていると比較的頭に入ってくるし、1つ1つの文が少しづつ、少しづつ脳に残っていくのが実感できる。会話形式になっているとイメージしやすいのかもしれないし、すぐに使えるフレーズばかりが盛り込まれているという部分も良い方向に作用しているのかもしれないけれど、あれだけ単語を覚えられなかったのに、普段、自分では使わない単語に出会っても、こうして会話形式になっていると、比較的スムーズに覚えられるのを実感した。

だから、とにかく単語を覚えられなくて悩んでいる人には、一見遠回りに見えるかもしれないけれど、今回紹介したこの方法も試してみて欲しいと思う。単発の単語や文は全く頭に入らないけど、ストーリー仕立てにしたら案外スムーズに入ってくることもあると思う。むしろ、音でインプットし、シーンの空間ごとイメージして植え付ける方が向いている脳の造りをしているのかもしれないし。この辺りのことは思うことあり、自分自身の経験も含めて後々改めて記事にしたいと思います。

 

ということで、今日はNHKラジオ講座の「入門ビジネス英語」を全力でおすすめしたいというお話をしました。日本に住んでいる社会人の方であればこれが一押し。

単語が覚えられない人も諦めないで!

やっているうちに自分の苦手な部分が見えてくる。例えば私自身なら時制、冠詞、限定詞は概念すらフワフワしているし関係詞なんて絶望的。でもこうして自分が解っていない箇所が解ってきたら、その躓いた部分の中で興味を持てたところから文法書を読み解いみるという流れもいいと思う。

 

英語の基礎の基礎も危ういのに、ディクテーションなんて無理無理などと思うことなく、是非是非やってみて下さいね。