今日の単語:
croup : / krúːp(米国英語), kru:p(英国英語) / (病理、医療)
toddler /ˈtɑdlɝ(米国英語), ˈtɑ:dlɜ:(英国英語)/
慌ただしさを言い訳にブログ更新から大分遠ざかっておりました。
ネットのニュースを見ると日本でもCovid-19 第7波の勢いは弱まるどころか医療施設も緊迫している様子が伺えます。
こちら香港はといえば、第5波は引き続き収まらないものの、社会全体がパニックに陥っていた2月、3月頃に比べたら、各組織や個人も比較的冷静に対応できるようになってきたように感じます。
それでも気になる部分はところどころあり、第4波までと比較すると、今の第5波は子供たち、特に幼児への症状が出ているケースのニュースが若干増えている印象。
そんな中、昨夜テレビでニュースを見ていた時に気になった単語「croup」
Covid-19 、第5波関連、幼児が集中治療室に入った新たなケースが発表されたニュースの中で数回出てきた単語が、この「croup」
croupって何だろうとWeblioで調べてみると
英語「croup」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
croupの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB
医療関連単語で、ウイルスが原因で起きる喉頭気管支炎のよう。
新型コロナ関連でcroup, クループなどの単語をネットで調べてみると、今年(2022年)1月頃から比較的英語ニュースでは登場していた模様。
日本語記事では「オミクロン株」の拡大に伴い「クループ症状」などに注意が必要といった内容のニュースがいくつか見受けられました。
昨夜私が見たニュースとは異なりますが、croupが出てきた最近のニュースをリンクしておきます。
RTHK(2022年8月15日):Toddler in intensive care after catching Covid: CHP
広東語で行われている記者会見に英語の同時通訳が入っているこの動画、0:25 - 0:27辺りで通訳士さんが「croup」と訳しています。同時通訳士さんって本当に凄いですね!
タイトル内、冒頭の単語Toddlerも気になり調べてみると、なるほど、よちよち歩きを始めた赤ちゃんを指す、お子さんがいらっしゃるご家庭ではお馴染みの単語なのですね。
英語「toddler」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
ところで、Covid-19の状況というのは、香港では頻繁にアップデートされていて、公開されている情報も多く、興味のある方はこの辺りからご覧になれます。
Archive of Statistics on 5th Wave of COVID-19
例えば、本日8月16日には昨日までの統計は既にこちらにアップ済。 新規感染者数、うち香港外からの入境者の新規感染者数、ワクチン接種者数、回数の内訳などなど。
https://www.coronavirus.gov.hk/pdf/5th_wave_statistics/5th_wave_statistics_20220815.pdf
香港には多国籍の方が在住しているので、政府の公開資料も比較的シンプルでわかりやすい英単語が使われていて非常にありがたく、勉強にもなるので英語学習者はもちろんのこと、留学を目指す方、海外赴任する方など、これから海外に住む予定のある方の予習教材としてもおすすめ。
香港の英語というと、ひと昔、アメリカ出身のある方が「香港は政府発表の英語資料もちょこちょこ間違いがある」と仰っていたけれど、もともと「大枠が決まったら取り敢えずアクション、事を進めながら微調整」という感じで社会が成り立っているので、それも香港らしい場面の1つと言えば1つのような。ただ、一方で、そんな社会もネットやSNSの発展と共に難しくなってきて、間違いが1つあると、あちこちから様々な形で突かれる世の中となりました。
Covid-19、今しばらく続きそうです。健康に過ごしましょう!