英文法の参考書を読み進めていく上で、気になって止まってしまう箇所。
He smiles at me. のat meは何なのか、at meが宙ぶらりんになってしまってそこで止まってしまうことを以前書きました。
He smailed at me.の構造を説明する時にHeは主語、smailedは動詞。
でもat meについては触れられていない。きっとそれは文の要素とはされないからで特に触れられていないのだと思いますが、私としては落ち着かない。
そうした感覚は相変わらずなのですが、そんな中、この動画を見て何となくスッキリ。
「前から1つ1つ丁寧に」と題して、与えられている単語を前から順番に1つ1つ丁寧に文構造を取っていこうという内容でした。
Morite2 English Channel(2019年7月19日):
第1文型〜第3文型の構造分析【竹原式英文読解講座】
ポイント:
1. 前置詞と名詞は必ずセットで使う。
2. 前置詞と名詞は必ずセットで使って1つの修飾語(M)として働く。
He smailed at me.の文構造を話す時、He (S), smailed (V)で終わってしまうことに何だかモヤモヤ、モヤモヤしていて落ち着かないというタイプの方は、この動画を見たら少しスッキリするかもしれないので、是非ご覧になって見て下さいね。
ところで、先程の動画内の08:00〜
3. Nancy laid her dress on the bed. の部分の説明。
Nancy laid her dress on the bed.
「herはdressに掛かる修飾語になっている、いわゆる形容詞ですね。修飾語になった場合には名詞と1つのセットになるから注意して下さい。」とサラリと説明されています。で、また、ここで脳がバグりだす。
名詞を修飾しているのだから形容詞的な働きをしているということはわかる。そこはわかるのですが、herが形容詞っていう説明は辞書にあったっけ?と脳が警戒信号を発信しだす。
そう言えば、myでもyourでもherでも何でもいいけど、何故日本の辞書には大体の場合、代名詞としてしか載っていないのだろう。
動画の例文、Nancy laid her dress on the bed.のように私達は日常的に形容詞的に使っているのに、全然考えもしなかった。
「限定詞(determiner)」というらしい。
限定詞……
限定詞……
あれ、いつかどこかで触れた気がすると記憶を遡ってみる。
そうだ参考書内にあった「名詞の場合、冠詞や代名詞などの限定詞を含めて主語と考える。」という文にとても納得してスッキリした、と感じた部分だった。
My father is a teacher. 参考書に出ている例文を自分でも書いている。
ここでもfatherを修飾しているのだからmyは形容詞的な働きをしているのに何も思わなかった。スッキリしたと思っても本質的な部分が繋がっていなかったのかな。
さて、ではmyやherなどの限定詞は形容詞なのかというと、その部分は様々な考え方があるよう。それは日本語を学ぶ上での「形容詞」の定義と、英語を学ぶ上での「形容詞」の定義は異なることから来るようで「文法」と呼ばれ日々世界中で学習されているものでも、完全に完成形として確立されているわけではなさそうだ、というのがとても興味深かった。
「前から1つ1つ丁寧に分構造をとり、理解してゆく」
英語をやり直していく上でこれからも心がけていきたい。